湯煎調理が出来るポリ袋を手に入れたので早速お試し。
ググってみたら、ポリ袋炊飯では空気を抜くレシピが多い。温められた空気て袋が膨らんで湯に浸らず炊きムラができたり、破裂したりするのを防ぐ為らしい。大きな鍋で大量に炊くのに向いているからということもありそう。
鍋肌に直接袋がついたまま強火で加熱し続けると袋がとける危険があるけれど、それを恐れて弱火で加熱すると芯が残ったりしておいしく炊けないらしく、沸騰した状態を保つのがいいみたい。
以上を踏まえて、災害時、二人分を想定して、出来るだけ水を使わないようにお米は研がずに試してみた。
米1合(180cc)水200ccを袋にいれ、しっかり空気を抜いて上の方を結び、そのまま15分浸水。
袋が鍋肌に直接つかないように家にあったシリコンスチーマーを無理矢理敷いた(^^;)鍋に袋を入れ、十分被るくらいの水をいれ強火にかけ、沸騰したら蓋をし中火にして10分。
ご飯にムラができないように、ひっくり返し、ついでに思い付きでおかずとして卵を投入。ご飯も膨らんできてるのでキツキツ!再び蓋をし10分加熱、その後火を消し10分蒸らした。
空気を抜いていたからか、ギュッとつまった炊き上がり。気になっていた糠臭さはそんなに感じなかった。
ほぐして食べてみると、少し固めだったけれど、芯もなくムラなく炊けていた。家で少量する分には袋に少し余裕があった方がふっくら炊けるのかもしれない。浸水時間や水分量を少し足しても違ってくるかな。
卵2個、ベーコン、チーズ、ほうれん草、塩胡椒を直接袋にいれて袋ごと揉んで作ったおかずは不思議な食感。焼きめがないから違和感がある。まあ、でも、悪くはない。
袋のまま食べれば食器も洗わずにすみ、鍋に残ったお湯はまた使えるから、随分節水できる。
一見普通のポリ袋のようだけど、電子レンジでも使用できるので、電気が使えるようになっても鍋や食器を汚さずに洗い物が減るのは良さそうだ。
被害の程度にもよるけれど、マンション高層階のわが家では水道が使えなくなったときの水の補給がとても大変になりそうなので、出来るだけ節水のための備蓄を心がけよう。